今日は、我が家の可愛い子供たちの話。
ひまわり(3歳、♀)。大阪から連れて来た。ルールーを拾ってから2年後くらいに、近所の公園で出会った。

市内の某公園では、ダンボールハウスに住んでいる人たちが公園で産まれた子猫や、捨てられた子たちを一箇所に集めて世話をしている。そこにひまわりはいた。
その時、主人と私は知り合いの仕事の手伝いをしていて夕方、その家で飼っている犬(芝犬)を散歩するのが日課だった。
その日も、いつも通り散歩に行った。なぜかその日だけはいつもとは違うコースを散歩していた。その時、子猫を集めている場所で、たくさんいる子猫たちに釘付けになった。大体、生後2、3週間のよちよち歩きの子猫がわらわら出てきて遊んでいる。犬のリードを持っていて近づけない主人をよそに私は夢中で遊んでいた。車の鍵で遊んでやると中の1匹(ひまわり)が私の手にじゃらけたり、足元に擦り寄ってきたりしていた。私は羨ましそうに見ている主人を振り返って目配せをした。主人も気に入ったらしく頷いていた。
その頃、丁度我が家ではもう一匹猫が欲しいねと言っていたので、その子猫の中でも元気で可愛いひまわりを貰う事にした。野良猫なのだが一応、ここまで大きくしてくれた人たちに声を掛けた。
私「この子、貰ってもいいですか?」
おじさん「いいよ、連れて帰ってあげて。最後に顔見せて」
そう言っておじさんは、私が抱いている子猫を抱き上げて一言。
「お前、良かったな。可愛がってもらえよ」
と、撫でた。そして、私の手に戻して
「可愛がってやってくれな・・・ありがとう」
と笑った。
そうして、ひまわりは我が家の一員になった。
先住猫のルールーも最初の2、3日は威嚇していたが昼間は家に二人きりなので自然に仲良くなった。ところが仲良くなりすぎてひまわりを私たち夫婦に触らせてくれない。
そんな、こんなでひまわりが3ヶ月くらいの頃、大阪から福島まで車に乗せてやってきた。その時は、もう1匹増えていて高速の駐車場では、車の前を通る人のアイドルになっていた。
そして、今では大自然の中でたくましく成長し、庭や畑を走りまわっている。
そして、時々は我が家のお散歩猫3匹と連れ立って、近くの資材置き場まで散歩するのだ。リードを付けなくても名前を呼ぶと帰ってくるので安心だ。車が怖いらしく車が通ると素早く草の陰に身を潜める。賢い猫に成長した。
次回は、同じく大阪から連れてきた子の話をします。
今夜のSleeping Musicは
Wild Romance BY KYOSUKE HIMURO
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