・・・昨日、我が家で一番長生きの京介が死んだ。
享年8歳。まだまだ、寿命では無い突然の死。
だんなと二人で午後11時半すぎ、コンビにまで車で出掛けた。
そして家に帰ってくると・・・。
見覚えのある体が道路に横たわっていた。ヘッドライトに照らされた動かない体。駆け寄って触れてみる・・・。
・・・もう、すでに冷たかった・・・
私はその場に泣き崩れてしまった。この子は家の中ではトイレをしない子でいつもご飯を食べると外に出せと騒ぐ。その日もそうして夕方出て行った。
家の中にダンボールをしいて京介を横たえ、カリカリと水、そしてお線香を供えた。先代猫くまじろのたった1匹残っていた子だった。
産まれた時に他の子より小さくて、私が温めて育てた子でもあった。
確かに、外に出しているのだから常に覚悟はしておかなければならないのも事実だ。でも・・・なんだか、心にぽっかりと穴が開いてしまったようだ。
普段は仲の悪い、大阪から連れてきた猫や、その子たちもゆっくりと近づいて確認をし、お別れをしているようだった。その姿さえもやるせなかった。
数々の思い出を残して逝ってしまった。
たくさんの思い出をありがとう。ゆっくり、おやすみ。
向こうにはお母さんも、兄弟達も待っているから・・・。
今夜のSleeping Musicは
SACRIFICE(Follow the windより)
BY KYOSUKE HIMURO
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